観光文化コースの生徒が、ホテル実習を行いました。観光文化コースは、観光・ホテル業界で即戦力として輝ける人材の育成を目指して、特色ある授業（以前紹介したブライダル・テーブルマナー実習など）を設定しているほか、サービス接遇検定等を受験して資格をとることができます。
今回のホテル実習は、三島プラザホテルの方を講師としたコミュニケーション講座とサービス実技講座です。プロの方の説明には説得力があり、実技講座でも「なるほど。さすが！」と思う場面が多々ありました。ホテル実習は、従来ホテルに出向いて実施していたのですが、今回は学校で行いました。コミュニケーション講座では、話すときのマナーとして、「相手の目を見て話す」、「相槌や表情などで話の理解を示す」等の話があり、私もとても参考になりました。ホテルの語源が「おもてなし」という意味の「ホスピタリティ」にあるということも初めて知りました。
外部の専門家の話には、参考になる話がたくさんあります。以前、百貨店に勤務する方から聞いた話でメモしている言葉があります。「サービス業では１００マイナス１の答は９９ではなくゼロ。一人の信頼を失ったら信頼はゼロになる。また、１プラス１の答は２ではなく無限大。電話で済むことも会って話をすることで、コミュニケーションが生まれ、結果は無限大になる。」。生き方の参考にしたい言葉です。
