高校総体県大会アーチェリー競技で、男子が団体で優勝、個人でも1位から4位までを独占し、女子は団体4位、個人で2名が東海総体出場という素晴らしい成績をあげました。その男子団体優勝メンバーが校長室に報告にきてくれました。メンバーは、渡邉隼斗さん、杉本迅さん、服部光流さん、鈴木脩真さんです。4人に、「優勝できた要因は何ですか?」と聞いたところ、何人かから「あきらめなかったこと」という答えが返ってきました。「あきらめない」は、「言うは易く行なうは難し」ですが、話を聞くと、アーチェリー部の生徒が、いかなるときも自分のレベルを上げていくことに妥協せずに取り組んでいることが分かりました。顧問の樋口先生は、日頃生徒に、自分がゼロなら何をかけても結果はゼロ、なりたい自分に近づくためには自分しだいだよ!と話しているそうです。生徒がそれぞれ「自分しだい」のレベルを高めるために、あきらめずに、さまざまな工夫や努力を大切にしています。
今年度の高校総体県大会で、本校にはもう一組チャンピオンが生まれています。男子ソフトテニス部男子個人で優勝した土方堅士郎さん、八ッ橋大陸さんのペアです。中学時代のことを聞くと、土方さんは県大会出場なし、八ッ橋さんは2回戦くらいの成績だったそうです。今回優勝できた要因については、普段の練習に臨む姿勢がよかったことが、ここにきて良い効果をもたらしたと話してくれました。今大会も組み合わせを見てこれは厳しいと思ったそうですが、同時に「やるしかない」という気持ちになったそうです。八ッ橋さんは「勝つ」という気持ちよりも「冷静に、欲張らないで自分のプレーをする」ことに気持ちを集中させ、土方さんは普段から整えてきた気持ちがあったので、ここぞという時の集中ができたと話してくれました。
県チャンピオンは、この夏に北海道で行われる全国高校総体に出場します。持てる力を発揮することを祈っています。