7月25日に、高校野球選手権大会の準々決勝が行われ、知徳高校は2対4で聖隷高校に敗れ、夏の大会を終えました。敗れたとはいえ、秋の覇者を破っての久しぶりのベスト8進出で、チームは本当によく頑張ったと思います。3回戦での終盤の大逆転劇など、笑顔を大事にした感謝・思いやい・素直の人柄野球の成果が出たものだと思います。応援していた私たちも勇気をもらいました。試合終了直後の部員たちの涙は、夢中になって取り組んだ者にのみ与えられる勇者の証です。
高校野球を通して培ったものは、これからの長い人生を生き抜いていく上で必ず役に立つものと思います。以前、脳科学者の茂木健一郎さんの講演で「何か一つのことに熱中した経験は、他の分野にも応用できる。」ということを聞きました。物事に熱中する体験は、人を大きく成長させるのだそうです。その経験を他の分野にも生かすことがよりよい人生を送る上で重要なのです。高校時代に自分だけでなく他の誰かをもハッピーにするような夢や目標を持って、夢中になって取り組むこと、とても大切です。