情報ビジネス科２年の新しい課題研究の授業が始まりました。課題研究は探究的な学びの授業です。そのねらいは、地域の多様な人との協働を通じてコミュニケーション能力や問題解決能力を育むことです。この授業では、加和太建設様やLtG Startup Studio様の全面的なご協力の下、これから１年かけて、「起業とまちづくり」を学びます。企業やまちづくりへのアイデアを出すためには、まず課題を知らなければなりません。誰かがこんなことで困っているという課題を探して、アイデアを出し、それを持続可能な形で解決する方法を考える先に起業もあります。
11月26日はその第１回目の授業でした。LtG Startup Studioの和田さん、工藤さん、そして三島市・みしまびとの山本さんの３人が講師となり２時間の授業を行いました。「初めてこのまちに来た人が喜ぶ案内プランをつくろう」というテーマで、ペルソナ（案内する対象）の設定、ゴールイメージ、プラン作成などを行いました。個人で考え、ペアや全体で共有する授業でした。生徒の感想です。「貴重な時間でした。またあのような授業ができるのはすごいことだと思います。今の僕たちにとっての他の選択肢を与えてくれる、導き出せる、必要な授業だと思いました。この先、様々なことを経験した人の視点から考えることで新たなアイデアが生まれるのだと思います。」この授業ではこれからも起業やまちづくりに携わっている多様な人がゲストで登場します。私もワクワクしています。
