校長先生のブログ

できてる!できてる! 自己肯定感を高める

自己肯定感とは、ありのままの自分(良いところも課題も含めて)を受け入れることや、今の自分を肯定的に捉えることで、知徳高校で育てたい資質・能力(知徳GP)の一つです。知徳高校では、生徒の自己肯定感を高める取組として、1年生に「できたことノート」を実施しています。できたことノートは、自分の小さなできたことを振り返って記録し、先生や友人から適切な助言をもらうやり取りを通して、自己肯定感を高めていく取組です。
できたことノートを考案した永谷研一さんを講師にお招きし、教員向けの研修を行ったあと、4月18日に生徒向けの研修会を行いました。生徒向けの研修会では、互いにできたことを褒めあう「アゲアゲワーク」や、永谷さんオリジナルの「できてるソング」などで、生徒も楽しみながら研修できたのではないかと思います。1年生はこれから、朝の時間帯に時間を取って、それぞれ自分が昨日できたことをノートに記入して提出する方法で「できたことノート」を始めます。昨年度の1年生は、できたことノートや探究の実践を通して、自己評価で「自己肯定力」、「主体性」、「貢献する力」の数値が向上しました(右肩上がりではありませんが)。1年生も今すぐに何かが変わるということよりも、少しずつ動くものがあると期待して取り組んでいきます。

 

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