知徳高校では5月に畑喜美夫氏の講演会を開いています。畑先生は、高校教員時代に、自ら考えて積極的に行動するボトムアップ理論を用いてチームを全国優勝まで導いた方です。練習メニューを生徒が決めたり、全体練習を週2回2時間にしたり、試合出場メンバーを生徒が決めたりするなど、生徒の主体性を引き出すことに定評のある方です。
今回の講演のねらいは、最終的には「知徳高校で身に付けたい力(知徳GP)」育成ですが、新入生とその保護者対象に、自分を成長させるために高校生活をどのように過ごすかという内容でお話しいただきました。参考になる話が多々ありました。
・高校時代はダブルゴール(人間力と勉強・部活動)を目指す
・自分の可能性を狭めているのは自らのメンタルブロック(できないという思い込み)
・良い感情がよいパフォーマンスを引き出す
・一流はどこから見ても一流
・「微差力」日頃の行動のわずかな差が、気が付いたらものすごい差になる
私たち教職員も、新たなヒントをいただいたように思います。来年度は講演だけでなくサッカー部の練習にも付き合ってくださるということで大変楽しみにしています。
なお、今回の講演は「はごろも教育研究奨励会」のご支援により「はごろも夢講演会」として実施しました。はごろも教育研究奨励会の皆様に感謝申し上げます。