知徳高校では、12月19日に終業式を行い冬休みに入りました。冬休み中は補習、部活動の合宿や遠征、探究的な学び、各種会議など、通常の授業日では実施することが難しい活動が盛んにおこなわれています。毎年こんな感じで冬休みを過ごしてきましたが、今年は生成AIと向き合うことがとても増えた年だったように思います。
今は新しい技術がすぐに一般化します。携帯電話が一般化するまでの期間は約10〜15年でしたが、インターネットは約7〜10年、デジタル決済は約3〜5年、そして生成AIは1〜2年だそうです(生成AIに調べてもらいました)。
生成AIは教員の業務負担を軽減するツールとして、また個別最適な学びを支援するツールとして使用が広がっています。知徳高校でも生徒個々に最適な課題を作成してくれるAI教材や、自己推薦文の作成を支援するアプリなど、積極的に活用しています。私も作成した文章の見直しや、アイデア出し、データの分析などに使っており、気が付いたら生成AIなしの業務は考えられない状況になっています。
今の高校生が活躍するときの社会は、今の世の中とは違います。ですから学校では教員が経験則で指導するだけではだめですし、生徒にとっては今の勉強や経験がどこでどう役立つのか予想できません。変化が早く大きな時代、教員も生徒も学び続けることが大切だと思いますが、学ぶことが多くて学び疲れしそうです。変化が大きく速い時代だからこそ、学びはワクワクするものであることが大切なんだろうなと思います。
