校長先生のブログ

「好き」や「得意」は、成長につながる

先日、太極拳の全国大会に出場する生徒の欠席届が回ってきました。他にも、ボディーボードやクライミングで全国大会に出場する生徒もいるそうです。好きなことに熱中し、勝負できること、素晴らしいと思います。

「どんなことでも1万時間やればその道の天才になれる」。マルコム・グラッドウェル氏の言葉です。何事も努力と継続が大切だという意味で捉えられることも多いのですが、私は、「好きこそものの上手なれ」に近いのかなと思っています。マイクロソフト社を創業したビル・ゲイツが若い時にコンピュータに打ち込んだ時間は、それこそ1万時間を超えていると思いますが、膨大な時間をかけることができたのは、好きなことだからこそと思います。

以前、脳科学者の茂木健一郎さんの講演で次のような話を聞いたことがあります。「ビル・ゲイツは高校時代、コンピュータに熱中していて、学校から時間割の管理を任されていた。好きな女の子と同じ教室になるよう細工もしていた。授業にきちんと出席するタイプではなかったけれど、コンピュータ関係の力が認められて名門ハーバード大学に合格した。日本の高校教育ではハーバードに合格しない。記憶できる力を争う入試では日本は滅びる。」。

今の時代、求められている力は多様です。生徒には自分が好きで取り組んでいることや自分の良さに自信を持ってほしいと思います。今の学校教育が育てている力は、茂木先生が示唆することも含めて、現代社会が求めている力と完全にイコールではありません。だからこそ今、学校には社会とつながることが求められているのだと思います。知徳高校でも生徒の良さを伸ばすこと、社会とつながることを大切にしたいと考えています。

写真は最近の下校風景と、男子バスケットボール部の総体東部大会の写真です。

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