普通科観光文化コース3年生が、三島プラザホテルで、ブライダル&和のテーブルマナー講習を行いました。ブライダル講習は、生徒が新郎新婦や参列者となって模擬結婚式から模擬披露宴までを実際の会場で経験し、スタッフの方々の動きや気配り・工夫をそれぞれ観察し、リフレクションするという授業です。模擬披露宴では受付役の生徒もいて、参列者役の生徒はご祝儀(袋だけです。)を渡し、受付役の生徒はご祝儀を受け取りって席に案内します。このような場での受け答えの仕方やご祝儀の相場など、校外でのよい学びになったと思います。新郎新婦役の生徒は男女3名ずつで立候補した生徒です。本当の結婚式と同様に、プロの方に衣装・髪型等を整えていただきます。新婦役の生徒に聞くと「とても緊張しましたが、スタッフさんが目立たないようにそばに付いて助言してくれたので、とてもスムーズにできました」とのことでした。お客様の感動を支えるスタッフの存在の大きさをあらためて感じたようです。ちなみに私は新婦の父親役をさせていただいたのですが、スタッフの方々の細やかな気配りのおかげで、うまく役をこなせたと思います。
結婚式の後は、披露宴を想定してのテーブルマナー講習です。テーブルマナーというと、ナイフとフォークを使った洋食のテーブルマナーを思い浮かべますが、この講習では「和」のテーブルマナーを学びました。実際に料理をいただきながら、日本料理の種類、吸物や鉢物のいただき方、懐紙の使い方等を学びました。生徒の3倍以上の年月を生きている私ですが、懐紙の使い方やマナーをあまり知りませんでした。私にとってもよい学びになりました。