昨年の3月に山一金属株式会社主催「夢実現パートナーシップ公開プレゼンテーション大会」で優勝した知徳生のアイデアが1年を経て形になり、2月13日にお披露目会がありました。もともとのアイデアは、未利用魚や未利用野菜を活用した介護食の提案でしたが、探究を進めていく中で、未利用魚を使った食品の開発に焦点化され、完成したものです。
お披露目会でチームの成果報告を聞き、失敗も含めたすべての経験が彼らの成長の源になったことを感じました。また、多くのプロフェッショナルな大人とつながったことが成長を支えたことも感じました。お披露目会では、山一金属の大賀丈久様、幼魚水族館館長の鈴木香里武様、山田屋水産の福島瞳様、宇田水産の宇田勝様、網代漁業の林晋也様からスピーチをいただきましたが、多くのプロフェッショナルな大人が本気で伴走してくれたことで、生徒たちは学びを深め、本気度が高まり、成長できたのだと思います。
高校生の探究学習は、ともすると課題に対する解決策の提案だけで終わってしまうことがあります。今回、山一金属様には、その解決策を実際に試し、さらに試行錯誤して、社会に通用するレベルに高まるまで伴走していただきました。伴走って難しいんです。走る主体は生徒ですから。伴走者は生徒が最大のパフォーマンスで走れるように導き見守るのです。生徒はこのあたりのことを「たくさんヒントや情報をもらったけれど最終的な判断は私たちに任されていた」と話していました。この話には探究学習を進めるうえで大切なことがあるように思います。
私たち教員にとっても学ぶことがたくさんあるプロジェクトでした。山一金属株式会社様はじめ関係の皆様に改めてお礼申し上げます。
