校長先生のブログ

わかった!楽しかった! 小学生プログラミング教室

12月26・27日には、情報ビジネス科の教員が講師を務める小学生対象のプログラミング教室を行いました。夏休みに実施したプログラミング教室のバージョンアップ版です。教師にとっては、前回の成果や課題を踏まえ、小学生にプログラミング等への理解や関心を高めてもらうとともに、創造する楽しさや達成感を得てほしいという願いがあります。また、教師には普段接することがない小学生を対象にその反応を見ながら授業することによって授業力向上につながることも期待しています。実際、担当する若手教員は、小学生向けに教材を準備し、言葉の使い方や話しかけ方、表情などに工夫をしてきました。普段の授業以上に緊張して臨んだようですが、小学生の発する何気ない言葉をうまく拾って教室を進めていたと思います。参加した小学生の「わかった!」、「こうなってたんだ!」、そして「楽しかった!」という言葉に、達成感を得ることができたのではないかと思います。
授業は教員にとって最重要の業務です。授業を通して様々な資質・能力を高めるのです。今の世の中、ネットに授業動画があふれ、MOOCのように無料で世界中の大学の講義が受けられる仕組みもあって、自ら学びを進めることができます。今後、教師の業務としての授業の在り方は変化していくと思いますが、リアルな対面授業で、「自ら学ぶ気持ち」を高めること、生徒の気持ちの細やかな変化を読み取りながら、考えさせ、表現させて、学びに向かう気持ちを高めることは、これからの教師に求められる大切な力だと思います。教師は単に知識の伝達者ではありません。

2枚目の写真は、12月24日に行われた吹奏楽部定期演奏会の写真です。多くの方にご来場いただきました。今年も知徳高校は地域の皆様のご協力を得て、生徒の教育に取り組むことができました。ありがとうございました。よいお年をお迎えください。

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