校長先生のブログ

デジタル人材には探究が大切

教育界では、デジタル人材育成の育成が急務とされています。大学ではデータサイエンス学部を設置するところが増えていますし、高校では文部科学省がDX加速化推進事業(DXハイスクール)を開始しました。本校の情報ビジネス科ICTソリューションもこれに採択されています。
デジタル人材ってどんな人でしょうか。明確な定義はないようですが、いろいろ調べてみると、デジタル技術を活用して、新しい価値を創造する人材のことのようです。そうすると、単にデジタル技術を使いこなすだけでなく、デジタルを利用して社会課題の解決に取り組んだり、課題を克服してDXを推進したりできる人がデジタル人材ということになります。社会課題の解決やDXはただ一つの正解があるわけではありません。試行錯誤していくその過程は探究です。デジタル人材を育成するためには、探究マインドを育てることが大切なのかなと思います。
知徳高校2年生は、1年生の探究で、地域の人を笑顔にするハッピープロジェクトに取り組んできました。2年では、生徒個々の課題意識を出発点とした新たな探究「ユリイカプロジェクト」に取り組みます。様々な人に話をきいて情報を収集することも多いため、7月9日の探究では、SBS番組制作プロデューサーの鈴木俊夫さんによるインタビュー講座を行いました。インタビューなど収集した様々な情報の整理・分析には、デジタルを利用できるよう取り組みたいと思います。

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