校長先生のブログ

トークフォークダンス

トークフォークダンスとは、フォークダンスのように、ペアを変えながら、示されたテーマについて交互に1分間話をするというものです。ペアをどんどん変えていくので、1授業時間の中でも多くの人と話をすることができます。今回、5月17日と24日の1年生の探究の時間に実施しました。トークフォークダンスを行う目的は、普段あまり話をしたことがないさまざまな人とコミュニケーションをとる機会を作り、自分の思いを伝えたり、相手に共感したりする中で、「自律」、「尊重」など知徳GP(本校が育成を目指す資質・能力)の育成に資するというものですが、まずはさまざまな人と楽しく話をしてもらいたいと思っています。

講師は小田圭介さん(しずおか共育ネット)です。生徒は体育館で二重の輪を作って向き合い、小田さんが示したテーマについて、交互に1分話をしたら、外側の人がフォークダンスのように移動していきます。最初のテーマは「きのうできたこと」でした。できたことノートに取り組んでいる生徒たちにとって入りやすいテーマだったので、すんなりとトークフォークダンスに入っていくことができたと思います。生徒にとっては今回初めて話をした相手もあったと思いますが、時間が経つにつれ、笑顔や共感のうなずきが多くみられるようになりました。

知徳高校では、人間関係でつまずかないようSST講座を実施しています。このトークフォークダンスも良好な人間関係作りに効果があると思います。このような形で生徒同士の関係を耕してから、いよいよ探究の学習がスタートします。

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