NPO法人グラウンドワーク三島さんが主催している「心を元気にするショートツアー」に、夏休み中の知徳高校の生徒がボランティアとして参加しています。ツアーは能登半島地震で被災されたお子さんや親子、家族の方を招待し、富士山エコツアーや三島の水辺散歩、交流などで楽しんでいただくものです。
2泊3日のツアー最終日の様子を見に行きました。生徒たちは子どもたちに楽しんでもらおうと一生懸命工夫していました。参加した生徒は自ら手を挙げてくれた8人で、所属学科や学年はさまざまですが、貢献したいという気持ちは同じです。急遽駆けつけてくれた生徒もいて頼もしかったです。生徒たちが考えたのはミニ運動会。急遽内容の変更を余儀なくされることもありましたがよく工夫していました。メディシンボールなどで身体を動かし、明るい声や笑い声が会場に響いて、生徒たちの取組は大成功だったと思います。そして、生徒たちの生き生きとした姿と笑顔がとても印象的でした。
知徳高校のスクールミッションには「社会に貢献し、期待され、愛される人を育成する」という一文が入っています。ですから知徳高校の総合的な探究の時間では「○○を笑顔にする」というハッピープロジェクトを実施していますし、さまざまなボランティアに参加することを奨励しています。この日、生徒が活動する現場を見て、ボランティアに参加して育つ部分の大きさをあらためて感じることができました。写真右は長泉町こどもふくしチャレンジに生徒が参加した時のものです。