10月3日に、秋晴れの下、体育祭を行いました。今年度の体育祭は、本来6月に実施する予定でしたが、梅雨時の大雨で2回流れてしまいました。その後、内容や時間を短縮して実施することも考えたのですが、生徒の「私たち世代はコロナの影響で中学時代から運動会を思いっきり楽しめませんでした。」という声も踏まえ、思い切って高温や大雨の心配が少ない10月に実施日を再設定したものです。ところが今年の異常な暑さは9月下旬になっても収まりません。10月3日に再設定した体育祭が実施できるかどうかずっとやきもきしていましたが、ここにきてやっと猛暑が解消される予報が出ていました。体育祭当日は、快適な秋晴れ。猛暑からも免れることができました。この日、生徒たちの楽しく充実した笑顔を見ることができました。本当にうれしいです。
本気になる、全力を尽くす、その仲間を精いっぱい応援する、このような過程で育まれるものは、とても大切なものです。学校行事は、新型コロナの影響で真っ先に縮小されましたが、授業以上に多くの生徒を一生懸命にさせ、自分ごとにさせる力があるものだとあらためて感じました。それとともに、授業をはじめ様々な活動において、生徒を本気にさせる、自分ごととして取り組ませるような仕掛けを工夫していくことが大切なんだなということも感じました。