４月５日に入学式を行いました。新しい旅の始まりに私もワクワクしています。
入学式の校長式辞では次のような話をしました。
今日から高校生活が始まります。まずはワクワクしましょう。新しい友人ができます。生涯の友と出会うかもしれません。中学までにはない多彩な学びが始まります。生徒が企画運営する行事もあります。部活動は中学よりも熱中できる環境です。卒業後の進路は海外への進学やワーキングホリデイもあります。これからの高校生活にワクワク期待してください。皆さんのワクワクした気持ちに、私たちも応えられるよう努力しますが、皆さんのアイデアや主体的な参加が加われば、さらに楽しく充実した高校生活になると思います。
高校は今、大きく変化しています。その変化は、簡単に言うと、「教わる場」から「学ぶ場」への変化です。高校は長らく教わる場でした。高校生活で大事なことは、先生から何を教わったのかということであり、生徒は受け身でした。しかし今、高校生活で大事なことは、何を学んだのかというように変化しています。学ぶという言葉には、自分から主体的に行動する意味が込められています。皆さんには、高校生活の中で、自分で考え、主体的に行動する生徒であってほしいと思います。
知徳高校は失敗大歓迎です。まずはやってみようという最初の一歩を大事にしています。もしも、学校生活の中で失敗して悩むことがあれば、ヘルプを出してください。困ったときに適切にヘルプを出せる勇気は、これからの時代、必要な行動の一つです。
新入生のワクワク感に応えられるよう私たちも努力します。一週間前に一輪だけ咲いた校門の桜（写真左）が、入学式当日満開になりました。
