今回も福祉科のことを書きます。7月に静岡県高校生介護技術コンテストがあり、知徳高校チームは優良賞に輝きました。いろいろな方から「知徳のチームは良かった」という声多くいただいており、とてもうれしいです。介護技術コンテストは、事前課題及び当日発表される課題(身体状況が△△という○○さんが敬老会に参加するので、自力で行うことを大切にしながら更衣や異動の支援をしてくださいなど、かなり細かい設定です。)に対して、高校生が利用者の方にとってよりよい介護を検討し、実演して説明するというものです。
優良賞を獲得した2年生3人(中島さん、松永さん、湯川さん)にインタビューしました。
Q:知徳高校チームはどのように選ばれたのですか。
A:この3人で校内選考会に出場して、その結果選ばれました。
Q:介護技術コンテストで大変なところは。
A:当日課題は競技直前に渡されます。その短い時間で対応を考え実践できるよう組み立てるところが大変でした。
Q:今回の優良賞受賞を踏まえ、今後の福祉科での学びについて抱負をお願いします。
A1:利用者さんがどのように考えるのか、当事者の立場で対応できるようになりたいです。
A2:知識を覚えるだけでなく、人として大事なことを踏まえた実践力を身に付けます。
A3:実習を積極的に行って経験を積み、来年度のコンテスト出場もめざしたいと思います。
話を聞いて、話を聞いた3人が、多様な「人」とのかかわりを基盤に、福祉科での学びに真剣に向かい合っている様子が伝わってきました。これからの成長が楽しみです。