3回前のブログで、能登半島被災地支援ボランティアに行った生徒のことを書きました。そして今日、ボランティアに行った生徒たちが報告に来てくれました。寒い時期の車中泊を含む日程で大変だったと思いますが、生徒たちは、充実感とともに能登で感じたことを話してくれました。
「被災地の様子は思っていたより衝撃的でした。1年経ってもあまり変わってないと感じました。」
「家屋に入り込んだ土砂を運び出すだけで1日がかりでした。人が必要だと思いました。」
「被災した方からいろいろな話を聞くことに努めました。心のケアの必要性も感じました。」
「復興が進んでいない状況に驚きました。人がいない、足りないという感じがしました。」
「笑顔でありがとうと言われたとき、やってよかった、また来て役に立ちたいと思いました。」
さまざまなことに気付いたボランティアツアーだったようです。今回参加した生徒は、毎日ハードに練習に励んでいる強豪運動部の生徒が中心です。日常の学校生活とは異なる活動をする中で新たな視点を得たように感じました。
今回のボランティアツアーは、総合的な探究の時間での取組の延長です。参加した生徒たちは今回の経験を踏まえて、被災者を笑顔にするために自分たちに何ができるのかさらに考え、その結果を3月に発表します。