５月１０日に、はごろも夢講演会を実施しました。はごろも夢講演会とは、学校が企画する講演をはごろも教育研究奨励会に支援していただく講演会の名称です。今回、知徳高校では、講師に畑喜美夫先生をお招きして講演会を実施しました。畑先生は、元公立高校教諭で、ご自身が指導するサッカー部を、生徒自身が練習メニューや試合出場メンバーを決める「ボトムアップ理論」によって、全国優勝させた方です。知徳高校で育てたい資質・能力の一つである「主体性」を高めるためには、ぜひ畑先生の話を生徒に聞かせたいと思い、実現したものです。
講演のタイトルは、ブログのタイトル「自ら考えて行動する人になる」です。畑先生の話には印象に残る言葉が多くありました。「私は日本一の監督人になったのではなく、日本一になりたいと思う生徒を作った」、「挑戦で自分を磨くことが大切。挑戦＝成功、失敗の数だけ思考のレベルが上がる」など。また、誰もが知っているミッキーマウスを実際に描いてみるとなかなか描けないことから、イメージと現実との間にあるギャップを認識して、そのギャップはどうしたら埋めることができるのか、次に取るべき行動を考えることもできました。講演が終わった後も、畑先生のところには、サッカー部の生徒が質問や相談に訪れ熱心に話を聞いていました。今回の講演が、これからの高校生活を主体的におくる上でのヒントになってくれればうれしいです。
