校長先生のブログ

被災地支援ボランティア 自分ごとになる課題

2年生は、総合的な探究の時間に「ユリイカ!プロジェクト」を実施しています。このプロジェクトは、困っている人の助けになることを自分たちで考え実践するものです。活動テーマは生徒が自分たちで考えます。また、活動の中では、実際に現場に足を運んだり考えたことを行動に移したりすること、つまり「行動」を重視しています。
このプロジェクトに取り組んでいる生徒のうち、健康スポーツコースに所属している6人の生徒がボランティアをしたいと考え、長泉町社会福祉協議会に相談しました。その中で発生から1年経った能登半島地震の被災者の方々が現在も大変な思いをしている状況を知って、運動部に所属して体力に自信のある自分たちの力を最大限に発揮できる活動は被災地支援災害ボランティアだと考え、これに参加することにしました。
今日は、その6人の生徒のうち、アメリカンフットボール部に所属する谷口さんと岩崎さんから話を聞きました。2人は所属するアメフト部が去年の夏に能登半島地震被災地の小学生との交流事業に参加したこともあって、能登への関心を持ち続けていたようです。2人は最初、学校近辺でのボランティアを考えていたのですが、自分ごとになる活動を考える中で能登半島地震被災地支援ボランティアを決心したようです。
ボランティアに行った後は、その成果や課題をまとめて報告する予定ですが、実際に行動する中で次の自分ごとになる課題を見つけてほしいと思っています。被災地支援ボランティアは1月24日に出発します。なお、福祉科の生徒も自主的に参加します。

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