学校行事

Happyプロジェクト『スポーツ交流』サッカー&フラックフット

本校では現在「長泉町役場様」と連携事業し『Happy!プロジェクト」を実施しております。
Happyプロジェクトとは、普通科、創造デザイン科の1年生による生徒主体の「総合的な探究の時間」を利用した地域の方との交流を目的とした活動です。長泉役場の職員の方と連携してこれまで「幼稚園の畑土俵づくり」「公園の清掃」「交通安全運動」等など活動を行って参りました。今回は2月24日(土)は「ソフトテニス教室」を実施しました。
3月10日(日)は長泉町竹原グランド様をお借りして「サッカー」と「フラッグフットボール」の交流を行いました。今回はそれぞれの活動の報告を行います。
なお各交流教室に参加した生徒の写真掲載の許可はいただいております。

まずはサッカー交流からご紹介します。

1時間前から準備を始めたサッカー班は小学生の4~6年生を対象にしており、どのような生徒が来るか不安中、準備をしていました。

長泉町役場の方との打ち合わせの写真です。未だに緊張している様子ですね。

時間につれ、小学生の生徒がやってきました。

人数は8名。徐々に集まってくる小学生たちに高校生は主体的に生徒に歩み寄り、開会式まで小学生との距離を縮めるために、雑談しながらパスをしていました。


開会式が始まると、高校生たちは個々で考えた個性あふれる自己紹介を披露に時おり小学生から笑い声がもれることも。

実際に試合が始まると、小学生の生徒たちはサッカーを楽しそうに参加していました。
高校生も小学生のプレーに掛け声をあげながら走りまわり、交流をしていました。
小学生自身も同じ学校ではなく、面識もないということですが、ふと教員が感想を聞いてみると、今回の交流を通していろんな子とサッカーができてよかったことを笑顔で話してくれました。

走りまわる中で、小学生の有り余る体力を存分に発揮、疲れをしらないその様子に高校生たちの方が走り疲れている様子もしばしば。ですが、怪我もなく無事に交流会も終了。小学生と触れ、無事に役目を終えた高校生たちはとても満足げな表情でとても楽しかった、やってよかったと言っていました。

写真の表情を見る限り、双方この交流が有意義であったとことは間違えないでしょう。

続いては、フラックフットボールのご紹介です。

フラックフットボールの対象は中学生3名で、高校生はみなアメリカンフットボール部に所属している1年生です。サッカー同様に、フラックフットボールの生徒たちも交流が始まるまで、緊張している様子です。


実際に中学生が集まり、時間になると、高校生と中学生が個々に自己紹介をする流れになっていました。


中学生が自己紹介をしている様子です。


中学生の紹介に拍手と歓声を上げる高校生たち。


 まずは、準備運動。他の交流グループよりも笑顔を絶えない高校生たちの姿に、中学生との距離も徐々に狭まっているようにみえました。


なかなか人の教える経験が少ない高校生たちですが、指示なく主体的に中学生に歩みより、フラックフットボールのルールやコツを教える姿は普段の彼らからは想像がつかない姿に教員一同、感動を覚えました。


試合が始まると、高校生たちのもつパワフルさと明るさをを活かし、中学生と歓声を上げて、楽しそうに交流を行っていました。中学生たけでなく、高校生たちも楽しそうに参加しており、あまりの楽しさに声をあげすぎるあまり、声が枯れてしまっている高校生もいました。

最後には集合写真をとりました。終始笑顔と歓声が続いた「フラックフットボール」教室も怪我無く無事終了しました。


高校生が中心となって行った「Happyプロジェクト」ですが、その目的は生徒が主体となり自身が誰のかのために役立つ「自己肯定感」を高め、自らが役立つために今後の「探究」のきっかけをつくるものです。
正直今回の交流に対して高校生でも当初「めんどくさい」と否定的に思う者いたようです。ですがその人物が中学生と活動でき、とても楽しかった」「時間があっという間だった」「実際に交流できてよかったと肯定的な考えに変化したことを、自ら語ってくれました。こうした経験を通して生徒一人ひとりが自らの進路の実現に繋げてもらえることを教員一同願っています。

投稿者:青木

 

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