校長は授業を担当しないのですが、私は週1時間だけ授業を持っています。その授業は1年生の総合的な探究の時間「ハッピープロジェクト」です。私にとっては生徒と直接かかわることができる貴重な時間です。生徒は13人。私のテーマ「学校のウェルビーイング」に興味関心を持つ生徒の集まり=ゼミです。ゼミ内で生徒は自分の課題意識や興味関心をもとに具体的なテーマ・課題を設定し、探究を開始します。
私のゼミには3つのグループがあります。テーマは「地域の方も楽しめる文化祭」、「校則と自販機を見直してハッピーな学校生活」、「地域の小学生がハッピーになる持続可能な支援」です。各グループは今後、必要な調査分析を行い、解決策を提案して、その解決策を試してみて、その結果を年度末に発表します。
探究は、生徒が対話を重ね、試行錯誤しながら進みます。教師の役割は伴走です。夏休みには、現場に足を運んだり、専門家に話を聞いたりすることが宿題です。私のゼミのグループも、役場や関係企業を訪問したり、アンケートを取ったりする計画を立てています。
このような探究グループに丁寧に対応していくためには教員が足りないと感じています。そこで今年度、保護者に探究サポーターとして生徒の探究に伴走してくれる方を募集したところ、数名の方から応募がありました。とてもありがたく思っています。生徒は探究の時間に多様な大人と出会います。多様な視点に接することが成長のヒントになることを願っています。写真は昨年度の探究成果発表会のものです。
