知徳高校の福祉科・介護福祉士コースでは介護福祉士の国家資格取得を目指しています。カリキュラムには国家試験の受験資格を得るために、高齢者施設などでの実習が60日近くあります。実習は何回かに分けて行われ、1回の実習期間は2週間です。実習期間中、生徒は自宅から直接施設に通います。実習を通して生徒は大きく成長しているように感じています。今回は、福祉科2年の生徒2人に感想を聞きました。
Q:福祉科の実習を通して学んだことはどんなことですか。
A1:現場での学びは教室での学びとは違いました。例えば認知症と言っても、その症状は人それぞれです。利用者さんによって対応を工夫することの大切さを学びました。
A2:利用者さんの状況は、人によってまた日によっても違いがあるので、利用者さんに対して、また職員間でも、日頃からコミュニケーションを取り、状況を把握しておくことの大切さを学びました。
Q2:実習中、意識していたことはどんなことですか。
A1:自分が介助される側だったら、どう感じるだろうなど、常に利用者さんの立場で考えることです。
A2:話せない方や、「はい」「いいえ」でしか意思を示せない方もいらっしゃいます。利用者さんの言葉では示せない些細な変化に気付くことです。
2人とも、高校に校入学するまで、身近に介助が必要な方はいなかったそうです。最初は驚いたことや大変に思うこともあったそうですが、実習を通してしだいにやりがいを感じるようになり、楽しいと思うようになったと話してくれました。卒業後の進路を尋ねると、介護福祉士の資格を取って、さらに看護師や作業療法士を目指したいと話してくれました。

